「順列」(すべてを並べる)
まず「順列」からです。並びまで区別して取り出すのが「順列」です。最も単純な 「n個の要素からn個全部を取り出して並べる順列」 の考え方と計算は以下でした。


「順列」(一部を並べる)
次は「順列」で、一部を取り出して並べる、「n個の要素から一部のr個を取り出して並べる順列」 の場合です。「外れのある福引き」を例に考えました。


「組合せ」(並びを問わない)
最後に「組合せ」です。並びを問わずに取り出す考え方です。「当たり景品が同じ福引き」 を例にとって説明しました。


では、次回からまた二項定理に話を戻して、新たに手に入れたこの強力な道具、階乗と組合せの計算を使ってどのようにそれが分析できるのかを調べていきましょう。