はじめに、ここまでサンプルで使ってきた、100万円を10回払いで、1期あたり2%の金利で返済するケースを計算してみます。計算は表計算ソフトで組んでやってももちろんOKですが、ここでは WolframAlpha を使ってみましょう。
先に提示していたのは、もともとこの計算式を使って出した金額ですが、その額が計算されています(端数はここではとりあえず四捨五入としておきます)。
次に、先に「元金均等返済」の方を計算した、Wikipediaの住宅ローンの例を元利均等返済で同じように計算してみましょう。2000万円を20年240回で返済するケースです。
Wikipediaに出ている額が計算されました。元金均等払いと比べると、総支払額で40万円ほど多くなっています。
次に、実際の金融機関やクレジット会社で、よくローンの返済シミュレーションの機能を提供しているサイトがありますので、そこと比べてみます。消費者金融のプロミスのサイトが(さすがに)よくできていたので、そちらを使ってみます(実際にお金が借りられてしまいますので、リンクははりません)。サンプル例は100万円を1年12回払いで借りる、というものです。まず、計算式では、
次に事業者の方のサイトで入れると、
となり、一致しています(こちらは実際のサービスですので切捨てになっています)。