自分自身と同じ、両辺はひっくり返しても同じ

まずいちばん基本のところからです。この二つは特に説明は不要でしょう。難しい言葉でそれぞれ「反射律」「対称律」といいます。
友達の友達は自分の友達

次はこの公式です。モッドの割り数が固定された状態で、元の式の一方と合同であれば、裏側にいる余りの数も固定されますので、もう片方の数とも、橋渡しされた形で、合同です。簡単であたりまえの内容ですが、実際の合同算術をやる時には、このことは全体の土台になる重要な考え方です。同じく「推移律」といいます。実際の例でみてみましょう。モッド3で、裏側にいる余りは1の例です。
