【対数】「対数表」の見方

現代では個々の対数の値は、計算機を使って簡単に知ることができますが、計算機のなかった昔には、「対数表」(logarithm table)というものを参照するのがふつうでした。対数表は、諸種の方法で苦労して割り出した個々の対数の値を一覧表にまとめたもので、昔はさかんに作成、出版されていました。現在でも、資格試験などで対数を扱うときに、計算機の持ち込みが禁止される代わりに対数表を渡されることがあるようですので、読み方くらいは承知しておきましょう。

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対数表にはいろいろなパターンのものがありますが、最もよく見られる形式について見ていきます。以下はその一部を抜粋したもので、掲載されている対数が常用対数の、常用対数表です。

対数表

この表の左と上に並んでいる数値は真数を示し、左列がその小数点1位まで、上の行が小数点2位の値を示しています。そしてその組み合わせで指定された真数に対する常用対数の値が内側に提示される、という格好です。色のついた箇所を例にとると、以下のようになります。

対数値の例

このサンプルでは、対数の値は、小数点3位までの掲示となっていますが、もっと桁を深くすることもでき、桁が増えるほど、対数計算の精度は上がります。また、対数=指数が小数の値を取ることがはじめから前提になっていることもご確認ください。

それでは、次回から、前回までの計算公式とこの対数表を使って、実際の値を入れた対数計算の例を見ていくことにしましょう。


posted by oto-suu 11/02/26 | TrackBack(0) | 対数 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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