幾何の基本を復習した節の最後で、三平方の定理を使って、
正三角形を二等分した直角三角形の辺の比率を出しておきました。さっそくそれも例のひとつに用いて、
基本的な三角形(角度)の三角比をみておきましょう。前回の
定義をみながら、指でなぞって確認してみてください。
二倍の角度の三角比と三角比の二倍はちがう
ここでひとつ確認しておきたいことがあります。それは
角度をx倍したものの三角比と、三角比そのものをx倍したものとは分けて考えるということです。たとえば、上の表にあるように、sin30°に対して、角度を二倍したsin60°を考えることができます。一方、sin30°というのは、前回書いたとおり、それ自体が
30°の角度に対する三角比であることを宣言したひとつの値であり、その2倍の値(2・sin30°)というものも考えることができます。しかし、三角比の定義からいって、三角比そのものの値を2倍にしたものと、指定の角度を2倍にしたものの三角比の値は異なります。前者が三角比の値そのものへの操作であるのに対して、後者は「名札」の書き換え(によって中の値を操作する)です。ここのところがこんがらからないようにしましょう。
posted by oto-suu 10/11/07
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三角比
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